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在ニューヨークの金融マンが語る、(下らない)日常と雑感。そこには勝利も栄光もなく、ただ日常があるだけです。

10/23/2015 為替日記

為替的には酷い1日でした。

日本時間の昨晩遅く(21:30)、ECBのドラギ総裁が12月からのユーロ緩和を実質的にコミットするような、かなりハッキリとした発言をして、それを受けてまず(当たり前ですが)ユーロドルマーケットでユーロが下落(=つまりドルが上昇)。それにつられてドル円マーケットではドルが買われ、1ドル121円の壁をトライするもこれに失敗。119円後半をウロウロしていると山本内閣参与の日銀の緩和はあてに出来ない的な発言により119.40円まで引きずり落とされてここままで週クローズかと思っていたら、20時過ぎに中国人民銀行が利下げと民間銀行における金利の自由化を発表し、これで完全にリスクオンモード。ドル円は一気に121.248円まで跳ね上がりました。このボラについてゆけた人はいるのだろうか・・・。

でもこれで株式市場が上がっていけば、10~翌1月は株が上がると言うアノマリーは完成しますね。

本当はもっと推敲してからアップしたかったのですが、日付が変わるまでにアップしてしまいます。