ニューヨーク~イタリアンレストラン「デル・ポスト」
大人気の米ドラマ "SUITS"で、『ハーヴィーが「デル・ポストを予約してきたから」と、喧嘩中の女性を誘い、女性も「デル・ポストなら」とその誘いを受けるシーンがありますが』(以上、NY便利帳の受け売り)、の「デル・ポスト」にディナーで行ってきました。
場所は、チェルシーマーケットのすぐ隣にあります。
一歩、中に足を踏み入れるとなかなかの雰囲気に圧倒されてしまいました。きっと天井がかなり高いせいと、来ているお客の筋が相当良さそうだからなのでしょう。
ウェイティング・バーです。
我々は2階席につきました。店員がiPadのメニューを持ってきて説明をしてくれます。
この最初の「おもてなしの一品」を口に入れた瞬間に、私もツレも「え…?」となりました。このカナッペからして、信じられないくらいの美味しさなのです。
(一応ご説明しておきますと、私のツレはNYの3つ星レストランには殆ど行ったと豪語する人物です。)
(店内が薄暗くて、写真がなかなか上手に写らなかったことをご容赦下さい。)
そしてパンと、付け合わせでバターの代わりにきたクリームチーズのようなもの。これがまた、信じられない位に美味しいです。
前菜①。何だったか忘れましたが、兎に角美味しい…。
前菜②.サラダ。サラダだと思って侮ることなかれ。「サラダがこんなに美味しくなることがありえるのか?!」と言ってツレに食べさせたところ、「え…、なにこれ…?!?!」となりました。この時、私は胃腸炎からの病み上がりで全品半分づつくらいしか食べられないと思っていましたが、完食してしまいました。
パスタ①。お次はニョッキ。量が少ないこともありますが、これがまた美味しい。完食…!
パスタ②。これはラビットのナントカ(ナントカばかりで恐縮です…)のパスタ。信じられないくらい美味しい。ツレも、国にいれた瞬間に、「え…、何これ…?」と大変感動していました。
そしてメインへ。
私はラムを頼みました。正直、胃腸炎を患った胃はこの辺で悲鳴を上げ始めたので、これは完食は出来ませんでした。健康体で食べていればかなり素晴らしいものだったと思います。
個人的には、店の人に勧められたレアではなく、ミディアムレアにすれば良かったなと思っています。
そしてこちらかツレのメイン。何かのお魚。ツレが、「ちょっと…、このスープ飲んでみて…」と言うので飲んでみたら、「信じられないくらい濃厚で複雑な味」がします。正直、こっちにすれば良かったかと軽く後悔をしました。
そしてデザート。私はパンナコッタをチョイス。
連れはチーズのセットを頼んでいました。
総合点:文句なしの★★★★★
お値段は5品コースで$149、8品コースで$179(+酒+税金+チップ)なので大して飲まなくても$250程度はかかります。(ちなみに、このクラスのレストランでは、チップは25%出すのがエチケットです。)
高いと思われるかも知れませんが、あの料理を出されれば$250払っても全然惜しくないと思えると思います。
そもそも、予約が入っただけでも幸せな店なのです。
Del Posto
85 10th Ave
New York, NY 10011